11月 30, 2014
過酷な環境で働く医療従事者

人々の健康を守るために働いている医師。
ほとんどの医師が過酷な労働条件で、過労死寸前とも言われる残業時間で勤務している医師も多いといいます。
特に診療科目によっては地域によっていないという場合もあり、そういう場合にはその周辺にいるその診療科の医師が広域の患者さんを診なくてはならなくなります。
私事ですが、2年前、娘がお腹にしこりがあるということで摘出手術を行なうことになりました。
通常の外科でも手術できないことはないという話でしたが、やはり、子供の手術は専門の小児外科の医師のほうがいいでしょうということになり、車で1時間ほどの小児外科担当医師のいる病院へ転院になりました。
数少ない小児外科医のいる病院ということで、先生の手帳は常に診察や手術の予定などで真っ黒。
看護医師さんたちも先生が自宅へ戻るのを見たことがないという人もいるほどです。
診察中は欠伸をしている姿も見られますが、手術の腕前は相当なものがあるようです。
こういった例は極端な例かもしれませんが、医師や歯科医師、薬剤師たちの中には、自分たちの知識や技術の向上、次の仕事への準備などでとても楽な仕事とは言うことができません。
歯科医師は急患もいないから楽だろうと思っている人もいるようですが、そうでもありません。
医療の進歩に伴って、歯科医療も日々進歩を続けています。
そういった進化に追いついていくためにも、歯科医師も日々努力していかなくてはなりません。
薬剤師は直接患者に触れて治療するわけではありません。
しかし、患者さん一人一人に合った薬を提供し、その薬の副作用や作用、飲み合わせなどの注意事項などを説明する必要があります。
また、時間外でも薬などについてのさまざまな情報を提供してくれるサービスを行なってくれる薬剤師さんもいて、薬剤師と言えども決して楽な仕事ではないようです。
このような過酷な労働環境に身をおきながら、それでも働けるのはそれだけやりがいの大きな仕事だからといえます。

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